↓忙しい人の為の『チェルノブイリ』

https://youtu.be/G8E13GEk6yU

↓ついでにこちらも

https://vimeo.com/34250306


白く感光し、カリカリと音を立てる放射線。尚、監督・撮影者自身も直後に体調を崩し、その後死亡している。

今関あきよしさんのFBから『カリーナの林檎』を教えていただき一昨日拝見した。
そこからこの記録映画へ。

それにしても…、と絶句してしまう。何という主体不在の無責任さだろう。
極めて人為的な核の事故に対して、権力はひたすら人民の犠牲的英雄心を賞賛し鼓舞するのみ。
あほらしくてあほらしくて、まさに正視に耐えない。

この86年の事故の後、ソ連邦は91年に崩壊するわけだが、体制の無責任、能天気さは、何も左右の別を待たない。

この映画で語られる、自らの責任を棚に上げひたすら市民の義侠心を美化するやり方は、「秘書が勝手にやったことで私は預かり知らぬ。どうかすると私も皆さんと同じ被害者なんですよ」とシラを切り、一方で「疫病退散にはひたすら自己責任を」というかの国の現状と全く変わるところがない。

権力はいつの世にも、左右を問わずひたすら腐敗するものなのだろうな。

とにかくも「否」を表明し続けるしかないのですよ。

HBO制作のチェルノブイリを見た影響でチェルノブイリ関連の動画をYouTubeで見てるうちにたどり着いた。
ソ連制作で中身はプロパガンダ風味あふれるもの。
しかし映像はどれも本物。資料として貴重。