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居酒屋兆治のkunicoのレビュー・感想・評価

居酒屋兆治(1983年製作の映画)
2.8
モモモ、モツ煮が美味しそうっ。
それと、ホタテ貝柱とジャガバターとカニみそにします。健さんが一生懸命仕込んでた焼き鳥も欲しいな。あとお酒。
あんな居心地の良さそうな居酒屋行きたい!(悪酔いがいない時に限る)

相変わらず健さんはかっこよくて、男でも女でも憧れる様な、でも一歩間違えばキザにもなりかねない役所をサラリと演じてる。
金勘定に正確なところも、嫌味言われたり殴られたりしても感情を押し殺すところも、淡々と自分の仕事に向き合うところも、何かやっぱり九州男児を感じる。
「兆治さんはさすがね〜」とお向かいのママに言われて「いやいや自分はそんな」と謙遜する姿も一貫して高倉健。

ただ、この話って男の御都合主義すぎやしませんか。
映画も後半になると大分退屈になってくる。
メンヘラ女に付きまとわれる健さん、結婚に対する驚きの考え方。
兆治の奥さんはもっと盛大に傷ついて盛大に怒って良いと思う。
ちょっとそこら辺小娘的には不服です。

しかし田中邦衛と高倉健のツーショットって素晴らしいな。
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