このレビューはネタバレを含みます
アメリカの原子力潜水艦が、正体不明の何かに遭遇して、原因不明の沈没事故を起こしてしまった。近くに石油会社の基地があり、軍はその採掘チームと海底基地の設計者リンジーに手を貸してほしいと頼む、しぶしぶ承諾したリーダーのバッドはリンジー、採掘チーム、ネイビーシールズと共に海底に向かう。しかし、そこで未確認飛行物体に遭遇してしまうのだった。果たして人類にとって、脅威となるか?友好的な存在なのか?リンジーは敵意は無さそうだったと伝えるが、シールズの大尉は精神を病み、他国の仕業だと思い込み、核弾頭を未確認飛行物体に撃ち込もうと計画する。正常な判断が出来なくなった、シールズの大尉を止められるか?海底で極限状態の人間同士の戦いが勃発する。
採掘チームのバッドをエド・ハリスが演じており、迫真の演技を披露している。
海底基地の設計者であり、バージルの妻リンジーをメアリー・エリザベス・マストラントニオが演じている、男勝りの芯が強い役が似合っていた。
精神に異常をきたす、シールズのコフィ大尉をマイケル・ビーンが演じている。彼はいつもはターミネーターのカイル・リースのような勇気ある戦士を演じる事が多いが、今回は珍しく悪役を演じており、新境地を開いたと思う。
最後に救ってくれたのは知的生命体だった。人間は争いの絶えない危険な存在とも言えるけど、争いを好まない心優しい人間も必ずいるはず、その可能性に賭けてくれたんじゃないだろうか?手に汗握る展開の連続、見る価値はあると思う。次は完全版も視聴したい。