このレビューはネタバレを含みます
スペインがインカ帝国を征服した後、エルドラドを手中に収めるために遣わした隊の悪戦苦闘。
冒頭、山を下る一行が広大な風景の中に小さく映し出されるところから、これはもうすごい映画に違いない!と。
この映画の世界が現実に起きてることを目のあたりにしている感じ、ドキュメンタリーみたい。
川を筏で延々と下る長いシーンは静かだけど大胆さと緊迫感で目が離せない。
地獄の黙示録はここから?
支配者やカトリック教会への反発も匂いつつ、クラウス・キンスキーの目力強しも加わっての強烈映画。