ゆいこ

愛情物語のゆいこのレビュー・感想・評価

愛情物語(1956年製作の映画)
3.8
人の死について向き合う時、悲しみは避けては通れない。
本作では、ショパンのノクターンが、美しく切ない運命にそっと寄り添う。
吹き荒れる風が幸せの幕切れを伝える等象徴的なシーンが数多く印象に残る。
連弾からエンドロールへ向かうラストシーンは、多くを語らずとも涙を誘う。
今もまだ、彼等のピアノの旋律が耳に残っている。
ゆいこ

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