ゆいこ

一日だけの淑女のゆいこのレビュー・感想・評価

一日だけの淑女(1933年製作の映画)
3.7
「あんたはおとぎ話を信じるか?」...
画面越しにこちらが問われたような、この物語の確信に迫る一言。
最初の嘘のきっかけが何だったのかは分からないけれど、おそらく娘の為に、そしてまた自分のためについた嘘が、周囲の協力で本当になる、まさにおとぎ話の世界。
人が人を信じる気持ちの尊さをじんわりと思い起こさせてくれるフランク・キャプラの作品達。
本作も例に漏れず、そっと心を温めてくれた。
リメイク版もあるそうなので、いつか観たい。
ゆいこ

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