ゆいこ

江分利満氏の優雅な生活のゆいこのレビュー・感想・評価

江分利満氏の優雅な生活(1963年製作の映画)
3.7
面白くない、とボヤくのが常習の江分利満氏。
一躍時の人となりながら、時代に残されそうになる彼の哀愁が味わい深い。
もはや小林桂樹の独壇場。
ナレーションの間合いのとり方とか聞きやすくて面白い。
終盤の語りは、劇中の若手社員まだ続くのかいって辟易したけれどおそらくそれもまた演出。
アニメーションが差し込まれる等、モノクロ映画としては珍しい作りもユニーク。
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