tacky

裁判長!ここは懲役4年でどうすかのtackyのレビュー・感想・評価

3.2
裁判の傍聴とは、「他人の人生を安全な場所から見て楽しむ事。」と、この作品は定義している。
全ては、それを許せるのか否か、で評価が分かれる作品だと思う。

意外と淡々と進むし、特に大きな盛り上がりも無く、クライマックスのオチも、もう一つだった。
本当の裁判も粛々と行なわれるので、こんなもんかと思った。

間に挟まるギャグや笑いも、大爆笑じゃなく、クスッ笑い程度だったが、私は楽しかった。
モト冬樹のカツラ、蛍雪次郎の甘いモノ好き、裁判員のしょーもない質問、裁判長のパフォーマンス、被告の個性、などなど。

「裁判傍聴芸人」阿蘇山大噴火が、意外に目立っていたのが、嬉しかった。

日村の出オチは要らないと思う。
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