ハナちゃん

風が吹くままのハナちゃんのレビュー・感想・評価

風が吹くまま(1999年製作の映画)
4.0
あの街で、電波の届く丘に通う主人公。街並みと人びと、風景に圧倒される。
顔が登場するのはごく限られた人物達で、限られたコミニケーション、同じ様な状況の繰り返し、それらが螺旋して徐々に変化していく。それによって風景の奥行きが、知らない内に広がって、主人公と少年を通して此方にも届く。反芻して味わいたい映画。