東朴幕院

フランケンウィニーの東朴幕院のレビュー・感想・評価

フランケンウィニー(2012年製作の映画)
4.1
久しぶりに再見。最近は、才能が枯れて来たのか冴えが見えないティム・バートンであるが本作はホラー映画愛に溢れているね。それ以前に自らの短編の同名タイトルを蘇らせての合わせ技が見事な作品だったね。
特に風車小屋が見えるシーンは、往年のフランケンシュタインの怪物のクライマックスを彷彿させるものだし、絵作りもスクリーンに投射させた様な質感がバッチリ。
そしてスパーキーが最高に愛らしい。本当、『ペット・セメタリー』のそれの様に凶暴にならずに良かった。また、犬好きとしては事故で死んでしまうシーン、蘇るシーン、墓場での再会、ラストシーンと泣かされ放しだった。
もう一つの科学寄り添う気持ち、疑問に思う思考などを重んじていた所もナイスなメッセージだったと思うよ。これからも何度となく鑑賞するんだろうな。
東朴幕院

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