ヤマト

E.T.のヤマトのネタバレレビュー・内容・結末

E.T.(1982年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【 E(永遠の).T(トモダチ).】
 12月4日は、『E.T.』の日だそうな。
 説明不要の名作である。観なくてもそれは分かるし、ある種の常識とまでいえる。名シーンがあまりにも多すぎるのだ。
 夢が凝縮した傑作である。子ども(たち)とE.T.が自転車を漕いで空を飛ぶというのは、時代がどれだけ発展しようと廃れることがない不滅の夢であろう。ジャケットの魅力も凄まじいものがあると思う。少年たちの自転車の“乗りっぷり”も痛快であった。
 本当の友情とはなにか。いつもベタベタと寄り添うことだろうか。ちがう。どんなに時間や距離が開こうとも揺るがない信頼があるかで決まるのだ。頭(心)を指して、「イツモ、ココニイル」といえれば完璧だ。エリオットとE.T.のように。エリオットもそうだが、最後E.T.も涙を流していたのがグッとくる。
 そして、その言葉と場面は、それを観た者の心に“イツモイル”ことになるだろう。つまり、エリオットだけでなく、僕たちも皆、E.T.とトモダチなのである。
p.s. 観た後は、マーブルチョコが食べたくなる。
ヤマト

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