ロバート・アルトマン監督の遺作。
フィッツジェラルド劇場で長年続いてきた、時代遅れのカントリー音楽を聴かせてきた公開ラジオ番組。
企業買収の憂き目にあい、ラストショーをむかえる。
その模様を描いている。
いつも通り幕を開けた番組だが。。。
アルトマン独特のルールのないゲームのように展開するエピソードの連なり。群像劇。
会話の量が半端でない。
出演者のミュージシャンが演奏が始まる直前までどうでもいいことをずっーと喋っていて、幕が上がると絶妙なタイミングで瞬時に唄いだしたり。
会話が面白くて笑ってしまう。
このショーがなかなかどうして素晴らしい。
ストーリも思わぬ出来事が起こったり、臨場感があって、観ていて飽きない。どのキャラも興味深い。
メリル・ストリープの娘役のリンジー・ローハンがよかった。