よーすけカサブランカス

フォーガットンのよーすけカサブランカスのレビュー・感想・評価

フォーガットン(2004年製作の映画)
3.6
母親の、狂気にも繋がりかねない子への愛というものの両面をちゃんと上手く物語の中で「使って」いたので、なるほど、と思った。母性を礼賛しすぎかな、とは思ったけど、過去に見たものから人相を擦り合わせることができる場面から(サヴァン症候群かよ)、ジュリアン・ムーアの記憶力が特別超人的と見るのが正しいかもしれない。あの岬みたいな見晴らしがいいところで女刑事がひゅーっと飛んでいく画は普通に美しい。