松岡茉優

生徒諸君!の松岡茉優のレビュー・感想・評価

生徒諸君!(1984年製作の映画)
4.4
2回目
とにかく話が暗過ぎる。百本ノックや喧嘩など明るい感じで始まるのにもかかわらず、婆ちゃんがナッキーの過去を話し始めてから一気に暗くなる。好きな人が絵を届ける途中で事故るわ、障害のある姉貴に好きな人を取られるわ、ナッキーちょっと散々すぎないか…。終盤の双子を間違える岸田今日子は戦争で子供を亡くした母親が、死んだ子供だと思い込んでるぬいぐるみに話しかけてる姿を思い出した。こういう辛い現実を生き抜いてきた人たちだからこそ、辛い話を書けるのかもね。にしても、岸田今日子の怪演は何度観ても怖いわ〜。最高のホラーよ。


1回目 2019/1/16
学園コメディモノから病気闘病モノ、終盤にはホラーになっていく気でも狂ってるのかと言いたくなるプログラムピクチャー。いつも通り岸田今日子の顔が怖い。だから終盤のホラー展開が余計怖く感じる。双子映画でもあった。
「赤ちゃんはどこからくるの?」という質問に困りながら答える小泉今日子。エンドロールの「種明かし」が可愛らしくて好き。
松岡茉優

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