このレビューはネタバレを含みます
60年、カラー、シネスコ。盛りだくさんでかなり面白い(登場人物を生かし切れたら名作になったと思うのでもったいない)。
赤木圭一郎が拳銃を蹴り上げて網の上に乗せたり、ライトを壊したり、頭を使ったアクションのシーン。ギャング同士の対決は、石井輝男のギャング映画より早い
ベースには「アスファルト・ジャングル」があるのかも? あの作品のスチールとそっくりなシーンがあるし、ダイヤモンドが出てきたり、ラストの虚無感が似ている。
赤木圭一郎は「抜き打ちの竜」ではガンマンだけど、この作品ではアクションを披露(ガンアクションは誰でもできるんだろうけど、体を使ったアクションは練習が必要だと思う。吹き替えかもしれないシーンも多い)
二谷英明が、宍戸錠みたいな劇画調の役なんだけど、日活アクションには必ずああいうキャラクターがいるのかな?
劇中に「ロベレ将軍」を上映している映画館。