ばあばちゃん

エンジェル・アット・マイ・テーブルのばあばちゃんのレビュー・感想・評価

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繊細な感性を持つ赤毛の少女ジャネットの、傷つき悩みながらも大人へと成長していく姿を描く。

鳥の巣のような赤毛の女の子は読書に目覚めるが、やがてその世界に閉じこもったため、精神病院に送られ、ロボトミー手術を強要されそうまでになる。だが自分の書いた作品が認められたことで、彼女は書くことの他に自分はないと悟る。その時、既に彼女は三十代半ばを超えていた。

簡単にロボトミーやってたことが怖い。

ニュージーランドの作家ジャネット・フレイムの自伝的小説『ある自伝』がもと。