こういう昔の有名作品も見とかんと、と思い鑑賞。
や、面白い。
面白いけど、さすがに今の時代に見ると、倫理的な基準の飛び越え具合がエグ過ぎて結構なノイズになる笑
(当時でも結構飛び越えてたんだろうけど)
やはり、昔の(広義の)芸人っつぅのは、少なくとも物語の中においては、こういう脱倫理性みたいなのが社会的にも認められていたんだろうな。
と、ネガティブな話から導入してしまったけれど、群像喜劇としてはやはりかなり面白い。
良質な喜劇の成立要件である「キャラクターがしっかり描けていて、その結果人物が自走する」というのを完璧にやれているので、上述の倫理的ノイズの中でも最大限に作品を楽しむことが出来た。
あと、昭和っていう時代の清濁併せ吞んだ圧倒的なパワーというのをイヤというほど感じることができ、そういう意味でも観て良かったです。