ポールウォーカー、マジカッケェェ!
1作目のこの頃はスピード狂たちの純粋なスピードを追い求める地元の縄張り争い的な、掟的な抗争と裏稼業がメイン。
だから比較的こじんまりしてはいるが、こじんまりしているだけに局地的に濃い、とにかく濃い。
車がもはや化け物的カスタムの“マシーン”。
トヨタ•ホンダ•三菱の車がこうも狂ったように暴れ回るのか。カッコよすぎる。
と思いきや、アメ車のダッジチャージャー、これがこのシリーズ通して最も象徴的で美しく、豪快で、カッコいい。
男としてこれを見るたびに乗りたくて仕方ない。ガラガラ音立てて道ゆく様は本当に勇ましい。
ヴィンディーゼルとポールウォーカーが出会う1作目。
囮捜査で本来は捕まる側と捕まえる側で相反する関係が少しずつ近づき、言葉では言い表せない何かを感じ合う。
この先のストーリーを思うとすでに泣けてくるが、全ての始まりであり、最高にぶっ飛ばした始まりの始まり。