1920年代のアイルランド独立戦争とその後の内戦を描いた作品。アイルランドの歴史に疎かったので、多くのシーンでハッとさせられた。
大好きなイギリス史の見たくない一面を垣間見てしまった気がする。
仲良しだったはずの兄弟や仲間たちが、祖国を思うあまりに対立を深め、次第に銃を向け合う関係となって行くのですが見ていて辛すぎる。何のための争いなのかと....。最後まで救いのない映画。
終盤 静かに兄に語りかけるシーン、キリアンのブルーの瞳が宝石みたいに綺麗。
普段イギリスで活動してるキリアンだけど、本当は生粋のアイルランド人なんだということを思い出させてくれた映画でした。アイルランド訛りのキリアンが最高。
(もう3年近く前に鑑賞して、レビューも書いた気でいたのですが....??? 消しちゃったのかな....???)