ゴン

狂い咲きサンダーロードのゴンのネタバレレビュー・内容・結末

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

熱量がハンパない、すごい映画だってことはよく分かった。
まず意味がわからないことが多すぎる!スーパー右翼本部って何なのか、愛される暴走族ってふざけてんのかとか、ツッパリのコタローは何者なんだとか、とにかく不条理な世界に生きてる男たちの話なのかな。
その中で自分の信念を徹底して貫き通すジンさんが片腕を失って虚ろな目でエアでバイクを運転するシーン、「ただ走りたかっただけなのにね…」という感じで切なくなる。
正直途中まではあまり乗りきれなかったけど、ジンさんが何もかも失って死地に単身乗り込んでいく場面は否が応でもアツくなる!
製作者側の意図とかメッセージ性とかいうよりはその世界観で殴ってくる感じかな。泉谷しげるサウンドがあまりにも完璧だったなー。
台風クラブに続いて、80年代のカルト映画に心をざわつかされた
ゴン

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