中島貞夫4本目。
菅原文太・ケーシー高峰・中山仁の義兄弟が花の銀座で生きると決めるが、やがて破滅に向かっていく。
物語はわかりやすくコンパクトにまとまっているけど、3人のキャラクターと勢いで押していく。広能昌三と星桃次郎の中間な菅原文太、口が達者な詐欺師の二枚目・中山仁、女好きで時折やっぱりエロ漫談が出るケーシー高峰。3人のバランスが良い。
雨の中での菅原文太・中山仁の決闘と2人の間に芽生える友情が素敵。3人がトラックの荷台から下ろされる所から面白くなる。歌いながらの指詰めは面白いけど、やってることは残酷。みんなでジェットコースター乗ってる所は笑える。