あろは

家族の肖像のあろはのレビュー・感想・評価

家族の肖像(1974年製作の映画)
4.0
ヴィスコンティ的"遠くの親戚より近くの他人"

バート・ランカスター演じる教授は、ヴィスコンティ自身の分身であり、登場するのは美しかった母親、離婚した妻、作れなかった家族。そこにファシズムや左翼思想といった政治的イデオロギーが絡み合い、複雑な人間模様として描かれる。

孤独で締めくくる人生の最期。

製作費不明
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