仕事のため一足先にスクリーニングさせてもらっていた今作。
バート・ランカスターはリアルタイムで活躍を拝見していない分、トニー・カーティス主演の〈Sweet Smell Of Success〉でのラスボス・コラムニストの印象が個人的に強かったけれど、ビスコンティの生き写しとも言える静かで懐深い役が似合っていた。
あとみんな電話借りすぎ勝手にご飯食べすぎ、異文化だからって金持ちだからって、いやいやコメディかって、ついつい失笑。これもきっと皮肉というか、なんだろうけど。
フェンディの毛皮とすぱすぱ吸われまくる煙草が、冒頭から気持ちいいくらいに時代錯誤。芸術作品。