えり子

堕天使のパスポートのえり子のレビュー・感想・評価

堕天使のパスポート(2002年製作の映画)
3.4
サスペンスタッチがありました。
不法移民に対する仕打ち、ひどい。
ロンドンでストリートシェフしている東欧系の移民の女性に、イギリスの車椅子の女性が「デブはここから出ていけ」と言ったという。
言われた女性の息子は「僕はもう今まで散々泣いたから泣かないよ」
そんな嫌な思いまでして、なぜロンドンに居るの、との問いに「この国は自由だ。頑張ればちゃんと、食べていける」と答えた。
祖国を離れて生きていく人々、切なくも逞しい。
えり子

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