うえびん

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカのうえびんのレビュー・感想・評価

3.6
意味なんて分からなくっていい

1989年 フィンランド作品

アキ・カウリスマキ監督。『浮き雲』に続けて2本目の観賞。

独特なテンポ、セリフの間は共通するもののバンドが主人公だから、いろんな音楽のリズムやメロディが、独特なテンポ感と相まってさらに独特味を増していた。

とにかく、冒頭からビジュアルが面白い。犬まで⁇赤ん坊まで⁈

北欧音楽、カントリー、ロック、メキシコ音楽…。

彼らが移動する旅先に伴って、演奏する曲のジャンルやステージパフォーマンスが変わってゆくのも楽しかった。曲の歌詞も、くだらなくて面白い。

意味不明なところもたくさんあったけど、そんなの関係ねえって思わせるパワーがある。

やっぱりバンドはボーカリスト次第で決まっちゃうなぁと思った次第。
うえびん

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