SakaiMasayo

招かれざる客のSakaiMasayoのレビュー・感想・評価

招かれざる客(1967年製作の映画)
4.0
登場人物たちの対話や議論によってストーリーが展開し、ひとつの結論に至る。日本に暮らしているとあまり考えないで済んでしまう人種差別という問題。黒人男性と白人女性の結婚という問題提起によって双方の家族に広がる波紋。それまでの主義やアイデンティティといったものが揺さぶられる、特に女性の父親。しかし人種問題を扱いながら、それを超えて結婚や家族のあり方をも考えさせるのがこの作品のすばらしいところ。
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