ニャンタ

007/慰めの報酬のニャンタのレビュー・感想・評価

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)
3.8
Daniel Craig版007 Part2🎬🤵🏼👠
 無実の罪がボンドに着せられ、ボンドの所属組織MI6からも追われる身となり、何の後ろ盾無しに、1人で組織を壊滅させるアクション映画🚨😎
 車•船•飛行機に乗り、幾度となく敵を撒き、乗り物を激しく破損させながら闘う、陸•海•空を制覇するアクロバディックな戦闘が見事でした🛻🚤🛬

◽️🖋️走るボンド
 犯人追跡シーンでは、レンガ造りの屋根を走り抜けたり、よじ登ったり、建設中ビルの立体構造の足場を、縦横無尽に飛び移ったり、パルクールを彷彿とさせる、アクションが凄かったです🇮🇹🧱🏗🤾🏼💨

◽️🖋️複数のカメラを使った動画編集
 ド派手なアクションは全体通して、物凄いスピード感で、目が離せないのですが、『細切れの高速カット割り』があります🚤💨🌊
 我々が予測する移動軌跡よりも、ずっと先…動体視力が試されるようなレベルで、一足飛びに切り替わる場面転換に、少し酔いそうになる程、速いです😵‍💫🏃🏼💨

◽️🖋️スパイの潜入調査
 オペラ公演中に、悪人達が劇場座席でリモート会議している所を、ボンドが回線ジャックして、揺さぶりをかけた事で、途中退席しようとする悪人達の顔を、遠方から写真を撮り、顔認識の画像解析にかける場面は、『そんな事も出来るんですか!?』と驚き、格好良かったです🔭📸👥

◽️🖋️復讐か?任務か?
 心の傷を分かり合える同士、復讐心に支配されたOlga Kurylenko(役 : カミーユ)に、自分を重ねたボンドは、『復讐を果たした先には、何も無い』事を知ったのだと思います🤦🏼🌃
 カミーユに出会っていなければ、許せない敵は必ず撃っていたと思うのですが、映画の最後、悪人を組織MI6に身柄を引き渡す場面で、「感情を捨てるスパイの道」を歩み始めたのだ、と思いました🕶️🧳
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