このレビューはネタバレを含みます
見応えはあったが、猟奇殺人犯を復讐のために何度も逃がしてたら、そりゃ報復として自分の身内狙ってくるだろってツッコまずにはいられなかった。
逃がす事によってどんどん被害者が増え、自分のように無念を抱える遺族も増えてゆくのに、頑なに半殺しの後に解放というのは意味がわからない。ジェラルド・バトラーの『完全なる報復』や『拷問男』のように、誘拐して治療しながら拷問の限りを尽くすという方法で良かったのではと思ってしまう。
被害者は全員可哀想なんてものではないが、逃がし続けた事により、本来被害に遭わずに済んだ被害者達や妹と父親はあまりにも不憫。
猟奇殺人鬼そこら中に居すぎだろとも思うが、韓国って言われると案外ありそうだななんて思ってしまうのは偏見かな。
過激ではないが、エログロ+下痢まで映るので、苦手な人は注意。
