西村権太郎

ハワーズ・エンドの西村権太郎のレビュー・感想・評価

ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)
3.9
不思議ですよね。

カズオ・イシグロの原作を読む機会が有って、余計観たくなって、なのでつい最近the remains of the dayを観たんです。そうしたらやっぱりハワーズ・エンドも観ないとってなりますよね。
ジェイムズ・アイヴォリー×エマ・トンプソン×アンソニー・ホプキンスだから。原作は違う人だけど。

そんな折、配信開始になったばかりのand just like that観たら、その中でハワー・ズエンドの話題が出て来るってゆう。

凄く偶然です。
で直ぐ観た訳です。

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凄く分かり易いドラマでした。こうゆう系(イギリスの時代劇)だと地名とか人名とかが覚えられなくて把握出来なくなったりする事も多いんですが、これは分かり易かったです。

そして先が読めない。
そこは面白いんですが…

あんまり中身が無かったかな〜と思います。
the remains〜の方が何倍も情緒に訴え掛けて来るものが有ります。

グッと来るものが無く、残念でした。
メッセージ性が有るとすれば、階級意識やめろとか格差とかって話ですよね。
けど因果応報が甘い感じ。

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エマ・トンプソンの芝居を観てるのは楽しいので、退屈はしませんし、映像は美しいです。
街並み、建築、内装、コスチューム、それと自然の景色。植物の色が鮮やかで綺麗でした。
西村権太郎

西村権太郎