ふたば

ピーター・パンのふたばのネタバレレビュー・内容・結末

ピーター・パン(2003年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

2024年3月31日、購入した中古DVD
1人で鑑賞

おお、主人公?ウェンディー美女!ちょっと口が大きいか。あのクマのフードかぶった少年、アニメにもいたなぁ嬉しい。

キスってなに?えくぼかと思ったけどママにえくぼ無いし。やっぱりピーターパン役の子イケメンやなぁ。こんなんこの子の何倍くらいの歳の私も恋に落ちちゃうわ、、

いいなぁ、こんな脳内で妄想した世界で、宇宙を超えて別世界に行ってみたいな。

え…空飛べるのに雲に捕まらないと落ちちゃうってどういう設定?

うお、人魚の顔こわい。これって貞子とか日本の女性を元にしてるよね?ちょっと嫌な気持ちになった。

え、フック船長が船員を撃って殺したシーンってアニメに無いよね?覚悟してなくてショックだったんだが。アクションシーンのテンポが遅くてちょっと飽きる。

なるほど…フック船長さすが大人。言うことが深いな。ピーターパンは人を愛せない。子供のデメリットはそこか。まだせいぜい恋しか知らないから人を愛する経験がない危うさ、人を傷つけ泣かせる。

ジェレミーくんの目元がとにかく可愛くて麗しくておばさんはメロメロだよ。こんな息子を産みたい。。いや動く晩餐のザリガニ?怖くて悲鳴あげそうだったわ(笑) この禿げたオウム最初から不気味すぎるよ。。

フック船長が入れた毒薬の水?を飲もうとするピーターに間一髪で止めに入るティンカーベル。しかしティンカーベルが代わりに毒薬を飲んでしまい死亡。悲しむピーターが「妖精はいる」と叫んで、それが以心伝心で船に囚われてるウェンディーや子供たちに伝わりみんなで合唱するシーン、どんどん映像がモノクロからカラーに変わる。このシーンが一番好きかも知れない。

ウェンディーがシンデレラや眠れる森の美女のことをロマンス物語ではなく悪者をやっつける話だと思ってるのが何かいい。

なんかピーターパンが背が高くて大きく成長しすぎた少年だなーと思ったけど、この作品をみたら、もし次からピーターパンをどちらかしか選べず、見直すとしたらアニメじゃなくこちらの実写を繰り返し見直すかも。

いま深夜1時半だがこの映画、夜空や宇宙を思わせるシーンが多いので暗い部屋で夜に観るのがぴったりだ。

戻ってきた子供3人に「僕の天使たち」って言うのいいね。いいパパ。しかも一緒に連れてきた迷子の子供たちの事も世間体捨てて引き取ると。世間体にうるさかったおばさんも子供が懐いて喜んでる。血の繋がりがなんだ、人間は皆ファミリーなんだよと言いたげに。世界中の人がその発想なら平和なのに。

皆が親の元に返ったり新しいパパママが出来て幸せそうなのに、それでもピーターパンは自分を捨てない・ブレないのが素敵。窓から外を見るウェンディーに挨拶して自分のネバーランドにピーターパンが帰っていくシーンでラスト。ふたりの恋は終わったのか。

ピーターパンは結局、自分がウェンディーに抱いてる自分の気持ち(恋)に気付いてないように描写してるよかな。気付いてしまったらもうネバーランドに帰れないのかな。

ウェンディー役の女の子が絶妙に美人そうで口がザンネンなので、嫉妬せず観られる。そこまで狙ってキャスティングされてるように思う。感動とか涙とかは無かった。

◆特典
もうひとつのストーリーで、その後ウェンディーは大人になって娘を産んで母になってた。その娘のジェインが美人すぎて可愛い。そこにイケメンピーターが来てもう眼福。
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