ペコ

おいしいコーヒーの真実のペコのレビュー・感想・評価

おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)
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コーヒー豆を生産してるアフリカの貧しい人々から豆を買い付け企業に売り込む仲買人みたいな方を追いかけたドキュメンタリー。豆を作っている村の人々は、今日本で普通にコーヒーを買って飲んでる私たちよりも遥かに低所得で酷い暮らしに嘆いている。すべては企業が安価で豆を買い、高値で売るから。
豆の取引価格を決めるWTOの会議現場にもカメラが切り込んで行くなど、かなり意欲作だと思う。現場の方々の切実な訴えを感じた。
そして、これを見た私はコーヒーを買う際、なるべく生産地にも目を向けるようになった。この一杯のためにどれだけの人が汗を流しているのかと…。
また、コーヒーに限らず、このようなことは、様々な場所で起きていると思う。このような事態を食い止めるためにも、購入者の関心を引くドキュメンタリーは、有効な手段と言えるのではないでしょうか。
また、この作品をキッカケに、コーヒー豆についても少し調べて勉強しました。未だに味の違いが、モカ豆しか分かりません。でもコーヒー美味しい(^.^)
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