Jerry Maguire：キャメロン・クロウ監督、脚本、製作、トム・クルーズ、レネー・ゼルウィガー、キューバ・グッディング・Jr出演、ダニー・ブロムソン音楽、ヤヌス・カミンスキー撮影、1996年作品。
スポーツ・エージェントのジェリー・マグワイアは、高価な年俸のみを追求する会社の方針に疑問を持ち、提案書を提出するがあっさりとクビになってしまう。彼に好意を抱き、彼の提案書にも共感をする同僚だったドロシーと共に会社を立ち上げ、仕事の成功のために努力していくが・・・・。何となく昔観た様な気もしたが、記憶も薄くけっこう新鮮に楽しめた(笑)
ジェリー(トム・クルーズ)、ドロシー(レネー・ゼルウィガー)、ロッド(キューバ・グッディング)3人の登場人物をジックリ描いているので、キャラが立っていて楽しい人間ドラマが楽しめた印象。スポーツ・エージェントとしての仕事の難しさにはあまり踏み込まず、ジェリーとドロシーのラブコメにかなり寄った作りで、分かり易く気軽に楽しめる内容になっていると思う。
スピルバーグ作品常連のヤヌス・カミンスキー撮影の映像も明るくキレイなムードで、内容によくマッチしていて良かったと思う。キャラクターが好きになれるかがポイントになるタイプだが、トム・クルーズはラブコメも軽妙なお惚け具合で巧いし、レネー・ゼルウィガーもキュートな未亡人を好演していて好感度たっぷりで良かったと思う。
良質の軽めのラブコメが観たい時にいいかも知れない(笑)
