マーくんパパ

ザ・エージェントのマーくんパパのレビュー・感想・評価

ザ・エージェント(1996年製作の映画)
3.7
プロスポーツ選手の契約&マネジメントエージェントの世界を描いた作品。昨今大谷翔平始め巨額マネーの動く世界の裏側を見られる。一握りのトップエージェント以外はここも競争社会、アスリートの御指名と信頼なければ喰っていけない厳しい世界です。高額年俸の大手エージェント会社のT ・クルーズはある晩急に金の亡者みたいな生活に嫌気がさし会社に正しい生き方と仕事の仕方をプレゼンするがあっけなく首になる。次々にクライアント選手からの契約も解消され落ち目の明るいN F L 選手ロッド1人と新会社設立に付いてきてくれたシングルマザーの経理事務員ドロシー1人だけ。そこからロッドとドロシーとの絆を強めていく愛の物語としても描かれる。ドロシーの一人息子レイが愛らしい自然の笑顔を振りまいてくれて癒される。複数オファーでの契約内容巡る交渉駆け引きシーンも見たかったが本設定では叶わず。