このレビューはネタバレを含みます
序盤★3 中盤★2.5 終盤★2
見どころ
◯ここには記載がないチラッとエリック・ストルツ、故人ケリー・プレストン、そしてレネー・ゼルウィガー出演と実に90年代らしいキャスティング。
気になる点
●ポケベルを使ってたのでてっきりケータイ電話普及前かと思ってたら普通にケータイ出てきた…。
●“金儲け”主義の大手のやり方に反旗を翻したジェリーではあるが、独立してどういった“戦略”で今までとは違うエージェントとしてやろうとしたいのかがなかなかハッキリと見えて来ない。
☆総評
初鑑賞時より諸々の知識を得た分楽しめる(理解)場面は多かった。
例えば…ジェリーを裏切ったNFLドラフト有望選手の父は“黒人差別”なんだ…とか、
マーヴィン・ゲイの名曲「What's Going on」を結婚式で歌う笑い…とか、この辺の音楽の使い方はキャメロン・クロウ監督らしさ。
基本は軽めのコメディー風味でロマンスをメインにトントン拍子で進み、
でもヒューマン・ドラマを描く作品並みに2時間越えと長いけど、
そこまで厚みのある物語でないのは惜しい。
2023年55本目・再鑑賞(+短編5本)