彦次郎

美女と液体人間の彦次郎のレビュー・感想・評価

美女と液体人間(1958年製作の映画)
3.4
放射能の影響により液体と化した人間が襲いかかるホラー。
「ゴジラ」と同じ監督で放射能による影響を描いている点も似ています。
今作はサスペンスと大人の色気にシフトを置いた様に見受けられました。
液体が集まった怪物がそっと入り込み人間を溶かしていくさまは不気味そのもの。
CG技術の無い時代に大変な労力だったと推察されます。
刑事や科学者達の言葉遣いや立ち振る舞いに品があるところに時代性を感じます。
畳み掛けるように騒ぎが大きくなるところが圧巻です。
彦次郎

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