・美女と液体人間 (1958/6/24公開)
・The Blobマックイーンの絶対の危機
(米公開1958/9/12)(日本公開1965/1/25)
一見するとブロブのパクリっぽくもあるけどあち…
放射能に汚染された人間が液体化し、人を襲うという設定にはかなり無茶があるが、核実験に対して警鐘を鳴らすという意味ではかなりメッセージ性の強い作品であるとも思った。
明らかに第五福竜丸を思わせる漁船…
船上や水路に佇む液体人間を捉えたロングショット、溶かされる際に人間側の抗いが一切効力を発揮しないことへの恐怖。刑事が殴りかかった次のカットの不気味さは凄い。既に人間とは思えない顔色と姿勢に変化して…
>>続きを読む液体人間はゴジラが体現する水爆の脅威といった要素を人型に落とし込んだような存在。触れると伝染して液体人間になるというのはゾンビみたいな趣がある。
何の捻りもない悪党をやってる佐藤允が珍しい。
後々変…
放射能を浴びて、液状化した人間。液状化すると、隙間から入り込め、襲われた人間も液状化する。そして、隅田川からぞろぞろと上陸する不気味さ。特撮は操演と合成。空気人情は「ガス人間第一号」でも用いられてい…
>>続きを読む#109 日本映画と音楽
脚本で失敗しており、液体人間なる存在を関係者がはっきり認識するまでの前半部が、かなりもたれる。
だが、後半の怒涛の展開と、白川由美の美しさ、あまりに異様な設定で最後まで押し…
テーマは壮大・ケムール人の元祖のような特撮も楽しかったけど、結局の見どころが白川由美のシュミーズ姿…?な作品。
水爆実験による被爆によって、人間がゲル化して人を襲うようになる…というアイデアと、ギ…