2021年151作目(再視聴)
絶対に好かれたくない。
アニーウィルクス役キャシーベイツの、
怪演が印象的な本作品。
ミザリーはスティーブンキングの作品ですが、
主人公のアニーウィルクスという女性は、
キング作品のなかでも突出して
人間の怖さが凄いです。
かなり情緒が不安定なんですよね。
監禁している作家のために
買ってきた紙が汚れやすいと文句を言われて、
キレて治っていない彼の膝を叩き壊したり、
些細なことで激しく癇癪を起こす性格です。
映画を観ていていつ何をしでかすか
分からない恐さがあります。
絶対に好かれたくないタイプの人ですね。
この手の作品では一番。
シンプルな構成が一際恐怖を際立たせる。