子を助けるため親ガッパ現る
週刊誌『プレイメイト』記者の黒崎らは、社長の船津の命令で南太平洋の探検に出た
目的は創刊5周年記念で計画中の南国風テーマパークに展示する生物採集や現地人のスカウトだった
そしてオベリスク島で、原住民が崇拝するガッパの子どもを発見し日本に連れ帰ってしまう
しかし、それが親ガッパの怒りをかってしまうのだった
日活が作成した特撮怪獣映画
基本的な流れはキングコングの系譜ですね
連れてきたのが子どもだったから、親が連れ戻しに襲来するパターンです
際立つのが人間のエゴとガッパの家族愛です
特に社長の言動が自らの欲と保身ばかりでまさにエゴの塊でしたよ
勝手に連れてきたのだからガッパにとっては迷惑ですし、怒った親ガッパによって集落を壊滅させられた原住民もかわいそう…
そして肝心のガッパ！
こんな名前だからてっきり河童系だと思ってたのですが、空飛ぶ鳥の仲間なんですね笑
可愛らしい顔つきと裏腹に意外と恐怖感ある鳴き声
さらに熱戦を吐いて街中を破壊する様は中々壮観
巨大さをしっかり表現する見せ方も良かったです
しかしその内面は家族思いの優しい生き物
親としての表情を見せるシーンがありそこが特に印象的でした
怪獣が見せる家族愛な作品でした
【お知らせ】
次回まだ観てないん会についてです
募集作品から話の独断枠で次回は下記の予定とします
作品:ゴジラ(1954)
日時:12/2(土)21:00
※U-NEXT、Hulu、TELASA等で配信中の様です
