とても良かった!なぜこんなに評価低いのか、なぞ。
大江健三郎さん作品の中でも数少ない映画化された作品。
伊丹十三の画作りは、本当にカッコ良い。やっぱり絵を描くのが上手いからだろうか。いや、それだけじゃないな、、彼は本当に多才だからな、、とにかく印象に残る画を作るのが本当にうまい。
佐伯日奈子と渡部篤郎の演技もとても良かった。
渡部篤郎が上手いのは知っていたけど、若い時からいい役者だったとは、、今も素晴らしい役者として活躍されているのもとても納得。
そして佐伯日奈子の洒落たかわいさったらないね。
衣装も白と明るい色の差し色でとてもさやかで上品でかわいらしかった。
女性がレイプされるシーンとか、ひどい扱いを受ける刺激が強いシーンもある。
ただ同時に、そういう時の男の醜さやくだらなさの方が際立っているように見える。