鑑賞開始直後、「これ好きっ!」と直感的に思いました。
自閉症の兄イーヨーと、彼を支える妹マーちゃんの、愛と葛藤に満ちたひと夏のドラマです。
ぶっちぎりの主演・渡部篤郎
本作の最大の魅力は、渡…
まず渡部篤郎に気付いて超びっくりでした
パトカーだけであそこまで混乱しないといけないマーちゃん、優しいイーヨー、助けてくれる他人、守ってくれる身内、愛でいっぱいの家族
人間が人間として機能してて暖か…
伊丹十三が襲撃されたとき、義弟の大江健三郎は講演のために米国の大学にいたという。そこで学生たちから英語で「伊丹さんが切られた」と聞かされた大江は、それを「映画がカットされた」のだと勘違いして「よくあ…
>>続きを読む90年代的プチブル生活、調律された家と画面、庇護欲全開の佐伯日菜子、加害と被害が交錯するヒリヒリ感等は良かったものの、フロイト的なリビドーが話を転がす車輪になっているのには少々うんざりした。
先日観…
静かな生活に潜む気持ち悪さ。性暴力シーンもそうだが、マーちゃんたちを家に置いていく両親にもキツいなと思った。キャラクターたちが皆少しズレている。おじさんが殴られた時点で新井から距離置くだろ普通。
文…
「男の暴力性や気持ち悪さ」という点ではこれまでの作品の扱うテーマは変わりありませんでしたが、大江健三郎原作ということもあり伊丹作品の中では異質な感じがしましたね。
大江健三郎の資本の高さを見せつけら…
【伊丹十三 全映画上映企画 ⑧】
本作は、伊丹作品としてはかなり異色に感じた。
大江健三郎の原作小説は未読。
割と原作に忠実なのかしら。
いつものエンターテイメント性あふれる伊丹テイストはなく、…
作家の父に、絵本作家志望の妹、そして天才作曲家の兄、家の内装とかプールとか全部ひっくるめて乙ですなぁ〜。
プールのファットレディ3人がジワジワくる、あとは絶対わざわざオースラリア行かなくていい、金あ…