バンバンビガロ

つばさのバンバンビガロのレビュー・感想・評価

つばさ(1927年製作の映画)
3.0
ウィリアム・A・ウェルマン監督のキャリア初期のサイレント映画で、空中戦を描いた映画の草分け的存在。
俯瞰で状況を説明する描写とパイロットのアップで感情を表現する描写のカットバックで空中戦を見せるやり方はこの時点で確立されていたということがよくわかる。
流石に現代の空中戦を描いた映画と比べると状況がわかりにくく動きも単調なところはあるが本物の飛行機が惜しげもなく投入されている映像は説得力がある。
ドラマパートはまあこんなものでしょうという程度の内容だが、敵軍の飛行機を奪って逃げてきた味方機を誤って撃墜してしまうというのは割とこの題材ならでは悲劇という感じで納得感がある。
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