つばさの作品情報・感想・評価・動画配信

「つばさ」に投稿された感想・評価

ウィリアム・A・ウェルマン監督作品。
1927年のサイレント映画で、第1回アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品です。
田舎育ちのジャックは、隣家のメアリーに愛されていることも知らず、都会から来たシルヴィアに恋をするが、シルヴィアは有力者の息子デヴィッドと恋仲であった。やがて第一次世界大戦が起き、ジャックとデヴィッドは航空兵に志願し、二人はパイロットとして名コンビとなるという、恋と友情の物語です。
サイレント映画、初めて見たのですが、単調な音楽しか流れないので序盤は眠くて仕方なかったのですが、戦争シーンに入ると一変、台詞も効果音もないのに緊迫した空気に入り込んでしまいます。空中戦のシーンや陸上の戦闘シーン、それにパリの酒場でのシャボン玉とか、90年以上前の映画とは思えない撮影技術に感動します。こういう映画もある、という点では一度見てみてもいいかもしれません(サイレントなのでやっぱり人を選ぶと思いますが)。
myco

mycoの感想・評価

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1927年、昭和だと2年!!!
第1回アカデミー賞受賞作品!
最近アカデミー賞の過去の作品をを少しずつ観ていってるので第1回をとりあえず。

第一次世界大戦のアメリカ参戦時、パイロット2人の恋と友情と戦争のサイレント映画。

空中での戦闘シーンを手回しカメラでスタントもなく俳優自身で撮ってるらしいけどホントかよー!!!

メトロポリス以来のサイレント映画。
俳優の声を自分で想像する漫画みたいな感覚が楽しい。
Soh

Sohの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

さすがすぎる第一回アカデミー作品賞
音楽が最高

時代が真っ只中ってのもあるだろうけど、戦争の描写がとてもリアルだった。航空戦の撮影すごい!

「おまえが墜落させたのは、間違いなくドイツの戦闘機だ」
プロペラで死を表すの素敵
遺された者たちの描写がしっかりあって好き

シャボン玉や流れ星の合成
サイレントと合成って不思議。
「つばさ」(1927)第一回アカデミー賞最優秀作品賞。今年話題の「1917年」が舞台の戦争映画。一人の女性を巡る三角関係や、戦時に一休み的にパリで女漁りといったロマコメ風味の前半からまさかの絶望的な着地点に絶句。後の様々な映画に影響を与えたと言われる空中戦はとても100年前のそれとは思えない。凄い。(シネマート新宿)

シネマート新宿で恒例の佐々木亜希子さんによる活弁ライブ。世間のこの流れの中、中止することなく敢行して頂けたことに感謝。今日も冴えわたる七色の声。最高。
Hiromasa

Hiromasaの感想・評価

3.0
人を識別することについて考えさせられる作品だった。飛行機からの視覚はもちろん地上からのそれとはギャップがあり、この映画では終始そのギャップが描かれているわけだが、クライマックスまでそんなギャップなどないかのように物語が進むところがうまいなと思った(ドイツの将校を狙い撃ちすると嘘のようにあたる!)。酔っ払いが女を識別できなかったように、映画を見ている我々の識別能力も限られたものでしかない。誤認によって撃墜されたデイヴィッドの飛行機は、無数に十字架の並ぶ墓地の横へ落ちてゆく。
Ryu

Ryuの感想・評価

4.0
とにかく臨場感がすごい。クララ・ボウかわいいすぎる。そして一瞬だがゲイリー・クーパーのかっこよさ、、
第一回アカデミー賞受賞作

昔の映画といっても、作り込まれた映像は見応え十分

敵でも敵で無くても人は殺してはいけません。
だがこれが戦争
donguri

donguriの感想・評価

3.5
【アカデミー作品賞 観賞〜①】

これから時間をかけて過去のアカデミー作品賞受賞作を古い作品から遡って全作品観賞しようと思います。

突然思い立ちました 笑

記念すべき第1回(1929年)の受賞作は「つばさ」
原題はWINGS…そのままですね 笑
調べてみると1回目のアカデミー賞は内輪の集まり程度だったようです。

時代的には第一次世界対戦終結後そして世界恐慌が起きた年になります。
製作は1927年でまだサイレント全盛期ですのでこの作品もサイレント映画です。

出演者で注目したいのはサイレント後期のハリウッドのセックスシンボルとして人気を博したクララ・ボウ、そしてゲイリー・クーパーがちょい役で登場しますがその存在感は群を抜いてます…

内容は当時隆盛を極めていた航空作品で戦闘シーンは90年以上経過した今観ても迫力があります。
そしてただの戦争映画ではなく愛や友情や家族にもスポットをあてており、ユーモラスなシーンも多い娯楽作品として完成度の高い大作です。

それにしても当時アカデミー賞がこれだけ価値のある賞になるとは誰も想像出来なかったと思います。
そして好きな時に好きな場所で映画が観れる時代が来るなどという事も…

初代アカデミー賞作品として歴史的な価値もあるこの作品を観ることが出来て良かったです。
思い立って良かった 笑

これからも週1本程度のペースで受賞作を観賞しようと思っていますが…
完走出来る自信は全くありません 笑
こういう風に、戦争や死を文学的イメージ・枠組みの中に回収することはなんとしても避けなければいけないと思う。
もちろん、それがこの映画が恥知らずにも意図していることなのだ。
本作は、活弁があって助かる映画でしたね。無声映画の上映会なんか行くとフィルムが映写機にかかるカタカタという音だけで寝るなというのが難しい。公開当時は、バンドかオーケストラ入っていたんでしょうが、あるとないとでは大違い。レストアされて音楽と澤登翠(とっても有名)の活弁、そしてこの大量物量映画によって今観ても遜色がない。澤登翠の講談調の美辞麗句が耳に心地いい。監督は、反戦を何とか盛り込もうとしているような気もするが、この航空戦や塹壕戦のパノラマ感に圧倒され反戦が吹っ飛んでいる。クララ・ボウもでてきて背中見せたりとサービスカットも多くエンタテーメントとしても観れるように頑張っている。
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