ねぎおSTOPWAR

ピンク・パンサー2のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

ピンク・パンサー2(1975年製作の映画)
4.0
実質の3作目。
前作「暗闇でドッキリ」からはなんと11年!
「ピンクの豹1963」「暗闇で・・1964」は当たったものの、ブレイク・エドワーズ監督と主演ピーター・セラーズは折り合いが良くなかったそうですね。知らなかった。
そしてこの頃はお互いに不調期で復活を期す目的で合意、シリーズ復活となったそうで・・。
・・にしても「ピンクパンサー4」では<セラーズ=エドワーズ・プロダクションズ>とクレジットされてますww

このシリーズって全て通じての設定ってそんなにないんですよね。
主役がクルーゾー警部であることは同じでも、キャラクター設定も回ごとに違うもの。
今作からの設定としては、クルーゾーが話す単語が時々通じないというまるでドリフのコントのようなやり取りが入ってくる。
前作のちょいシリアスなサスペンスチックな雰囲気から、本格的なコメディへと舵を切った感じ。
一作目で敵役で登場していたリットン卿(役者は変更)が再登場し、二作目からはクルーゾーに翻弄されおかしくなっていくドレフュス主任警部が引き続き。
盗まれたダイヤの捜査って部分は残ってます。