1960年代のパリ。
ブルジョワ家庭に雇われたスペインからやってきた
メイド達。
親の代からの仕事を受け継いだジャン=ルイ
朝食につけるゆで卵はきっちり三分半のこだわり。
毎日の味気ない暮らしがメイドたちと関わっていく中で
少しずつ変わっていく。
壊れたトイレを修理することで一気に良い人になって
いくジャン。
身分や階級を超えていく中で今まで知らなかったものが
見えてくる快感。
スペイン人のメイドのおばちゃんたちがパワフルで良い。
国から出稼ぎでフランスにやってきて現実はとても
厳しい状況であるけれどとにかく陽気で明るい。
働き者で楽天家な彼女たちに救われる気がした。
フランス映画らしくロマンスは要。
マリアが幸せになりますように。