とんぶ

天国と地獄のとんぶのレビュー・感想・評価

天国と地獄(1963年製作の映画)
4.8
キャサリン子さんのレビューを読んで、無性に観たくなって。。。
天気の良い、爽やかな日曜の朝に観る映画ではなかったけど🤣

いやぁ、素晴らしい。
超秀作。
黒澤作品、あまり観てませんが、七人の侍に、負けず劣らず👍

黒澤明すごいなぁ。
だれたところ、いっさいなし。
前半、後半の、2部構成。
前半は、三船敏郎主演の誘拐劇。
後半は、仲代達也主演の犯人逮捕劇。

前半、心臓が、痛くなるほどの、ピリピリ感。後半、刑事さんたちに、感情移入どっぷり。そして、達成感と、高揚。

天国と地獄。
天国から地獄へ、地獄から天国へ。

登場人物の、キャラ設定は、もろ、昭和です。でも、本作には、ピッタリ。
50年前の作品なのに、色あせてない。
ただ、捜査の、ローテクとか、物価の安さとか(オムライス百円)とか、ひさびさに、聞いたドヤ街という言葉とかが、すごく、興味深い。

ラスト間際の、ドヤ街、ホラーやん。
怖かったです。はい。

しかし、有名な役者さん、いっぱい出てて、見つける楽しみもあり。ほとんど変わってない人と、えっ、誰?って人と。
全員見つけ切れてません💦

エンディング。犯人の、過去?人生?何なのって、ちょっと振っといて、おかだの、ギャグ。閉店ガラガラガッシャーンと、観客に、放り投げられて、淡白な、終劇。
それは、それで良し👍

おもしろかったぁ

追加
あ〜。息子が、江木俊夫かぁ。わからんがな🤗
あと、水戸黄門が、2人も出てる👍
とんぶ

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