ともぞう

マッチスティック・メンのともぞうのネタバレレビュー・内容・結末

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

マッチスティック・メンは詐欺師の意味。
異常な潔癖症の詐欺師のニコラスケイジが、弟分と思っていた相棒に騙されて、すってんてんになってしまう。医者も14才の娘も全て相棒の仕込み。ラストですっかり堅気になったニコラスケイジが偽娘とばったり出会うが、咎めずに許す。家にはレジの女性が奥さんになっており、そのお腹には赤ちゃんがというハッピーエンド。驚くほどのどんでん返しではないが、優しい終わり方は良かったと思う。

〈あらすじ〉
詐欺師のロイ・ウォラー(ニコラス・ケイジ)は極度の潔癖症で、オフィスの電話を毎朝消毒せずにはいられず、下着や靴下を小さくたたんできちんと積み上げないと気が済まない。ツナ缶ばかり食べている彼は、食器が汚れるからと缶から直接食べていた。そんな彼も、相棒のフランク(サム・ロックウェル)と詐欺を実行している時だけは潔癖症を忘れ芸術的な手腕を発揮するのだった。ある日、ロイの前に14歳の少女アンジェラ(アリソン・ローマン)が現われる。彼女は離婚した妻との間に生まれたロイの実の娘だった。突然、娘と暮らすハメになり困惑するロイだったが、アンジェラは次第に父親の仕事に興味を抱くようになり、詐欺師の弟子にしてくれと言い出す。
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