最初のポケモンの御三家選ぶみたいな構図めちゃ面白いっすね。個人的にはナエトルが好きです。
あんま関係ないかもやけど、つげ義春の短編集に収録されてる『噂の武士』って話を昔読んだのを妙に覚えてて、内容としては宮本武蔵のモノマネして生計を立ててる人の話なんやけど、この映画観ててそれを自然想起した。
漫画の内容としては、偽物であっても、やはりその運命に選ばれた本物の人間、本物の意思があって、本物の偽物っていうプロフェッショナルである、みたいな内容。で、何となくこの漫画が好きなんやけど、それは自分が干渉できない運命論とか、その道を極めた人たちへの無意識の畏敬がやっぱりあるからなんだと思う。そんなイズムないと思ってんのにね。不思議。
そんな映画やったわね。黒澤作品の中だと今一つパッとしないのも、そもそも他の作品に大傑作があるから贅沢な不完全燃焼やなって結論です。