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マトリックス レボリューションズのぉゅのレビュー・感想・評価

3.7
2021年 鑑賞 21-215-10
ラリー氏&アンディ氏のウォシャウスキー兄弟監督・脚本による、マトリックスシリーズの第3作目で、トリロジーとしては完結作となるSFアクション作品。

ベイン(イアン・ブリスさん)とネオ(キアヌ・リーブスさん)が意識不明。ネオの脳波はプラグが刺さっていないにも関わらず、マトリックス侵入時の状態を示していたが、マトリックス内に彼の存在は確認できなかった。ネオは、ソースに弾き飛ばされた結果「モービル・アヴェニュー」というマトリックスとソースの境界に捕らえられていた。ここでネオは少女サティー(タンビーア・K・アトウォルさん)とその両親に会い、モービル・アヴェニューはメロビンジアンだけに忠実なプログラムに制御されていることを知り...

革命の複数形 → 革命の連続か?連発か?あるいは、考え過ぎ?

タイトルバックが今までと違う!期待していいっ!ってこと?

今作は冒頭から預言者・オラクル(メアリー・アリスさん)とセラフ(コリン・チョウさん)登場!預言者の俳優さん変わった?私も忘れてしまった?選択が...?
でも、セラフの参戦は、心強い!

強固なプログラムで、ネオを閉じ込めているというトレインマン(ブルース・スペンスさん)。あの●上生活者風の頑固じじいみたいなのが?

セラフ、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーンさん)、トリニティー(キャリー=アン・モスさん)の銃構え進入から始まる銃撃戦、「男たちの挽歌」を想起させる、最初のシーンからもう上がりっぱなし!

占い師は新しい体を?、 “預言者の目” 、「愛の行動が 狂気の沙汰と同じとは驚きだ」。
“彼はあなたよ 対極にある負のあなた”
スミス(ヒューゴ・ウィーヴィングさん)は、もうじき恐ろしく強大な力を... “最後の流浪者” “預言者の目” ...

前作で狂気者の片鱗をみせていたあやつは、やっぱり以上だった... あのストロボのシーンが、彼の狂気さ、ネオの本気が映し出されたシーンだ!

どちらの激戦もロボットやメカがたくさんで、長尺CG大まみれで、個人的には、もう少し人対人 feat. CGが、観たい!ミフネ船長(ナサニエル・リーズさん)とキッド(クレイトン・ワトソンさん)のエピソードは、好き!

“きれい” “もっと大切なことを伝えたかった どんなにあなたを愛していたか... 一緒にいてどんなに幸せだったか... あの時伝える言葉を見つけたのに 遅かった”
●●状態のトリニティーは、ネオに「●●して欲しい」と...

雨、大量のスミス、びしょ濡れのネオとスミス、水しぶきの路面、駆け出す2人...
「今夜 終わる」
「勝つのは私と知っているからね」

完結作ということで、前前作・前作で、何度も拳を交えたネオやスミスのアクションや、その他のアクションシーンは前半とクライマックスに絞り、大半を人間 vs 機械のCG増し増しのバトルで、個人的にも、この長尺のCGバトルの後の、ネオ vs スミスの決戦にかかっている状態。あの銃撃戦が良かったし、ネオはもちろん、スミスも今回の前半で莫大なる力を手にしているだけに、ハードルは上がって上がって、上げ上げ状態。
カンフースタイルから始まり、そこからはド派手CGのアクションの応酬。水の塊、舞空術?、ネオのあのポーズ、雨とガラスの雨、巨大な水の塊、一瞬時が止まった?、スミスのド派手な一撃、ネオの●止めの重い思いのこもった一撃、印象的なあのスローモーション、「待て 見覚えがある」、「バカ そんなはずがない」、「何をおびえている」、「終わったな」

私は最終対決面白かったし、上がった!が、最後の感じも好きだけど、あの中盤の「長尺CGバトル」の補填するような、待ち望んだ結果のベクトルとは違った印象だった感じだ。あの太陽は上がって来たが、劇中ほど綺麗には感じなかったということで、お納め下さい。

約10年後の新作、期待して待ってます!

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