冒頭から流れる主題歌の「Seasons of love」が飛び抜けて名曲で、音楽的高揚感もそこがピークだった。映画中盤でもっかい流したから、当人らもそう思ってたのかな。
LGBT・エイズ・薬物など弱者の視点からの物語は話を作りやすいけど、全体としては取り立てて語るほどではない。人が死なないと気づかないの?とか、そんなことわざわざ声高に言わなくてもよくない?など雑念が入ってくるので、途中からはほぼBGM状態で見てた。
マーク役のアンソニー・ラップが厚切りジェイソンに見えて仕方なかった。モーリーン役のイディナ・メンゼル(本家『アナ雪』のレリゴーを歌った人!)はさすがオリジナル舞台キャストだけあって、パワフルな役柄が板についてたしパフォーマンスも引きつけられた。