80年代に人気絶頂だった元ポップスターと失恋で書くことをやめてしまった作家志望の女性が、ラブソングを作ることになるラブコメディ。
すっかり人気のなくなった80年代のポップスター、アレックス(ヒュー・グラント)。そんな彼のもとに、人気絶頂の歌姫からデュエット曲の作曲と収録のオファーが舞い込む。絶好のカムバック・チャンスを得るアレックスだったが、彼に作詞の経験はない。そこで、彼は作家志望のソフィー(ドリュー・バリモア)を巻き込むことに。
まず、ヒュー・グラントはやはり素晴らしい。彼が演じる不器用で冴えない男は適役。
「ノッティングヒルの恋人」「トゥーウィークスノーティス」など彼が出ている作品はたくさん観てきたが今作でも好演。
元ポップスター兼作曲家という設定もユーモア満載で楽しめる。
ドリュー・バリモアもさすが。彼女の演技はもちろん、些細な仕草や表情は魅力的。美しい。
映画自体も落ち着いた雰囲気で個人的には夜中にゆっくり観たい作品。